家族葬が人気になっている葬儀ですが、家族葬では人数が少ないだけで流れなどは同じになります。葬儀に参列してくれた人に渡す手土産があり、一般的には返礼品と言う言い方をします。この返礼品は業者で用意をしてくれるようになっていて、お通夜から告別式までのプランに入っている場合もあります。業者ではパンフレットがあるので、その中から選んで人数分を用意してもらうようにします。手土産には日持ちがするものやかさばらないものを選び、軽いものや小さいものにすると持ち帰りやすくなります。
品物には消耗品にするのが常識でもありますので、食べ物や飲み物そして生活用品が便利です。昔から渡すものに海苔や日本茶がありますが、今ならコーヒーや紅茶そしてスイーツなど洋菓子も人気です。生活用品であればタオルやふきんがオススメで、他にも洗剤のセットなどは喜ばれる返礼品になります。渡す人数がたくさんいる場合には、カタログギフトがあり自分で選んでもらう事も出来ます。そして葬儀の時に渡す手土産は参列者全員と僧侶で、すべて終わってから渡すようになっています。
渡すときには紙袋や風呂敷なども用意し、持ち帰るのに便利なようにしなくてはなりません。夫婦では一つですが親子で別に香典を頂いたら一つずつ渡します。また品物ののしの表書きには志で、水引は黒白のものを使うようになります。ただ地域によっては黄白の場合もありますし、法事の場合には表書きの書き方も違います。